日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
糖尿病治療にもっとも大切な自己管理(療養)を患者に指導する医療スタッフです。高度で幅広い専門知識をもち、患者の糖尿病セルフケアを支援します。 この資格は、糖尿病とその療養指導全般に関する正しい知識を持ち、医師の指示の下で患者に療養指導を行うことのできる熟練した経験を有し、試験に合格した看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士に与えられます。
当院では複数名のCDEJがおり、糖尿病教育、患者会サポート、世界糖尿病デー、糖尿病ウォークラリーなど様々な活躍をしています。
熊本地域糖尿病療養指導士 (CDE-Kumamoto)
熊本地域糖尿病療養指導⼠ (CDE-Kumamoto) とは、増え続ける糖尿病患者に寄り添い、⾃⼰管理の⼿助けをするとともに、糖尿病の予防を⽬指す医療スタッフです。糖尿病患者数は増加の⼀途をたどっており、熊本県も例外ではありません。そこで、当地域における糖尿病患者の治療環境の改善や QOL 向上を⽬指して、メディカル・スタッフのレベルアップを図っています。
認知症ケア専門士
「認知症ケア専門士」とは認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設立された一般社団法人日本認知症ケア学会認定の資格です。
当院では複数名の認知症ケア専門士がおり、入院・外来・在宅において、様々な場面で認知症に関するケアや指導をおこなっています。
介護支援専門員(ケアマネジャー)
介護認定を受け、介護保険サービスを利用する方などからの相談に応じ、利用者の希望や心身の状態を考慮して、在宅や施設での適切なサービスが受けられるように、ケアプラン(介護サービス計画)を立てたり、関係機関との連絡調整をおこなったりするのが、ケアマネージャーです。
当院では複数名のケアマネジャーがおり、在宅や施設に向けて様々な場面で支援しています。
糖尿病重症化予防フットケア講習終了者
糖尿病看護の質の向上のために、以下のような糖尿病足病変の指導ができるための研修を行います。
- 糖尿病の基礎的な知識を習得する
- フットケアの基礎知識と足病変の評価方法を学ぶ
- セルフケアを支援するうえでの注意点やポイントを学ぶ
- フットケア技術を習得する
当院では、上記の研修を終了した看護師が3名おり、外来や病棟で糖尿病の足病変のフットケアを実施しています。
介護プロフェッショナルキャリア段位評価者(アセッサー)
「キャリア段位制度」は、成長分野における新しい職業能力を評価する仕組みであり、企業や事務所ごとにバラバラでない共通のものさしをつくり、これに基づいて人材育成を目指しています。
アセッサーとは、事業所・施設内において介護職員のキャリア・アップを推進・支援していく役割を担う人材をいいます。アセッサーは、介護職の管理的立場の人であり、被評価者である介護職員の「できる(実践的スキル)」の度合いを評価(アセスメント)するとともに、職場における被評価者のスキルアップのための具体的な方策を被評価者と一緒に検討を行い、スキルアップの支援(OJT=On the Job Training)を行う役割があります。
厚生労働省の介護職員資質向上促進事業として、アセッサー講習を修了した5名のスタッフがおり、介護の質の向上と人材育成を図っています。